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■プジョー505 V6 1987 |
>>リアル・クラシック・プジョー 2006.6〜現在
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>>まさに憧れの一台 プジョー505、シトロエンCX、ルノー25といば80年代フランス車のフラッグシップ御三家だが、新車価格は500万円前後(ドイツ車を考えると随分安く感じるのだが)で、販売当時はもちろん金額的にも年齢的にも手が届くはずのないクルマたちであった。ルノー25などは足繁く今は無き尾山台のジャクスに学ランで通い詰め、その度にため息をついたもんだ。これらのクルマももちろん年代の経過とともに値下がりし、そして淘汰され数も減っては来たもののまだ中古車市場を時折にぎわす。でもやはり大きめのフランス車はなかなか垣根が高く、踏み込みきれないでここまで来てしまったのだった。 >>まさに、まさに衝動買い |
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▲突然だがトランクの写真である。このクルマに受けた衝撃。わずか4.5MしかないFRでこの広さ 2006.5 自宅にて |
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>>とりあえず見に行った といいつつも、内心僕はちょっと不安だった。「あの」PRVのV6を無理矢理積んだ大きなプジョー。少なくとも何事もなくすまされまい。金銭的にも決して余裕があるわけでもない。欲しいし、買ってしまおうというキモチがもちろん先行してはいたけど、もし505の現車の状態が悪かったら断ろう、という思いもあった。 でも、それは杞憂?だった。猫澤君と見に行ったこの505は、外装こそやれているけれども基本的には手の入った、とても状態の良い個体だったのである。 >>で、そのまま乗ってきたw >>走ってすぐにわかる上質 |
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■プジョー505 V6 はこんなクルマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲R19がオートマの修理で工場入りしているあいだに借りたサンクと並ぶ。大きな猫目が、黄色に光る 2006.5 自宅にて |
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※本国仕様。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1979年、それまで実に11年も作り続けられてきたプジョーを代表する中核のセダン504の後継車として登場したのが505シリーズである。ひとつのモデルを確実に熟成し、その多くを次期モデルに継ぐというプジョーの堅実なクルマづくりはこの504-505の間でも行われ、多くのコンポーネンツを504と同一にするが、リアサスペンションに604のものが採用されてリアシート周りが広くなったりするなどの地味だか意味のあるモデルチェンジを果たしている。 |
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▲スリーク、そしてクラシカル。ピニンファリーナデザインの美しさ。2006.5 東京ドイツ村にて | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>ノック・アウト! >>パッケージングに思う現代のクルマ考 >>何事もない...わけもなく |
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▲この個体の状態の良さをご覧あれ。画像をクリックしてみてください。それと、リアの足下の広さも... 2006.5 横浜にて |
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▲ジドウシャらしいカタチ。それがこのクルマの魅力の一つ。それにしても晴れよりも雨の似合うクルマだ。 2006.5 世田谷区弦巻付近 |
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SPEC 全長*全幅*全高: 4580*1735*1440mm ホイールベース:2745mm 車重:1330キロ エンジン:2849cc V6 SOHC 最高出力:170ps/5600rpm 最大トルク:24.0mkg/4150rpm 生産国:フランス 新車当時の価格:515万円 スペックは日本仕様 |
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▲懐かしい書体のエンブレムがウレシイ。誇らしげにV6エンジンをアピールする。 | ▲見にくいかもしれないが、ステッカーには往年のラリーファンが泣いてしまう文章が書いてある。1985-1986WRCチャンピオン! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●写真は特記(※)以外はすべて本人撮影。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
左:デビュー当時の姿。装飾も少なく、504の後継の実直なサルーンであることがわかる。まさかV6を積んでフラッグシップになろうとは...※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
右:これでもか!と屹立したカクカクのダッシュボードが80年代ぽい。が実は縦操作のエアコンパネルなど、意外なほど使いやすい。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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