●南仏 ニース駅のローカル列車
LEICA IIIf+VOIGTLANDER COLOR SCOPAR21mm/f4
>>南仏を代表する観光都市・ニース駅です。歴史ある佇まいですね。停車している列車はローカルで、電気機関車+客車ですが、客車の端には運転台が付いていて、反対側に進むときでも機関車を付け替えなくずにその客車から最後尾の機関車を制御できる「制御客車」になっています。バッファと呼ばれる車両下部の左右から突き出た連結器が、こういった運転形態を可能にしているのです。
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●ニース BB25500型電機とRIO型客車の連結部
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>>これがバッファ型連結器です。機関車トーマスなどでおなじみですね。バッファ緩衝器で、連結しているのはリンク式連結器が担っています。日本でも当初採用されていましたが、連結手が圧死する事故が多発したため、当時の鉄道省は1925年7月17日に全国的に 列車を止めて自動連結器に交換するという大胆な方法で、日本中の車両すべてのバッファ型連結器を廃止しました。それにしても電気連結器(コード類)の車両間の渡し方が、日本ではあり得なくてカッコイイ!なお機関車は交直流両用、万能中型機BB25500型です。
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●RIO型客車の制御室部分
LEICA IIIf+VOIGTLANDER COLOR SCOPAR21mm/f4
>>これがRIO型制御客車のカオです。無骨ですが、なんだかかわいいですね。ワイパーユニットがむき出しだったり、機能だけで出来ている感じに好感が持てます。RIOはRemorques Inox de Omnibus" (ステンレス製低速客車)の略で、これがそのまま形式になっています。3両で1セット、機関車側には制御室は無く、機関車と事実上ワンセットで運用されます。
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●ニース駅 スイス国鉄の客車
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>>陸続きの欧州では、国境越えの国際列車が数多く運転されていますので、フランスの地でもこのようにスイス国鉄の客車を見ることが出来ます。標記のSBB、CFF、FFSはそれぞれドイツ語、フランス語、イタリア語で「スイス国鉄」を表しています。さすが、複数公用語を持つお国柄です。それにしてもカラーリングセンスが抜群ですね、この客車!
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●ヴィルフランシュ・シュル・メール駅に到着のローカル
LEICA IIIf+VOIGTLANDER COLOR SCOPAR21mm/f4
>>ニースからわずか数駅。いい具合に寂れた、でも景観抜群の穏やかな港町がヴィルフランシュ・シュル・メールです。この駅はすぐ隣が地中海!ホームから、海が見えるロケーションは最高です。なぜか時刻表にあった列車が来ず、30分待つことになりましたが、少しも苦ではありませんでした。ちなみにこのニース近郊、ローカル列車は比較的本数が多く、通勤通学列車としても使われているのは意外でした。
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●ヴィルフランシュ・シュル・メール駅の新型ローカル電車
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>>ローカル運用をこなす新型車両は、機関車+客車ではなく、電車となりました。それがこのZ23500型。ドアとドアの間だが2階建てになっていて、2両編成ながらも着席数を増やす工夫がなされています。でも、基本的には2+2の4両でほとんど運用されていたようでした。かっこいいですね、このデザイン、そして配色。ちなみに左に写っているのが地中海です。
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●Z23500型近郊電車の車内
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>>Z23500型電車の車内です。ローカル用でリクライニングなどはしませんが、快適でした。でもちょっと足下が狭いかも...。座り心地は、クルマのように柔らかくないので残念。とはいえ形状はかなり良く、フィット感はさすが「椅子の国」と思わせました。
ただ閉口したのが、車内の落書きのひどさ。窓にとがったもので彫られていたり...電車に限らず、沿線風景のコンクリは、ほぼ落書きがされてました。ちょっとガッカリ。
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●お昼過ぎのヴィルフランシュ・シュル・メール駅
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>>午後3時。真冬とは思えない暖かな光が駅いっぱいに差し込んできました。小さいながらも風格のある駅舎ですね。ちゃんと駅員さんもいました。手前の標記、「Quai(ケ)2]」は2番ホーム、「Direction MARSEILLE」はマルセイユ方面を示しています。なお、ややこしいのですがフランスでは○○番線は「Voie(ボア)○○」、○○番線は「Quai○○」になるようです。
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