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■アルファロメオ アルファスッド1.スーパー 1982 5MT | >>生き様を見せつけろ 1993.12〜1994.6頃 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>アルファが欲しかった 実のところ、フランス車に乗る前はイタ車に心底憧れていた。とくに、アルファ。もう欲しくて欲しくて(いやな高校生だな)、免許あってお金があったら迷わずジュリアのベルリーナを手に入れようと思っていたほどだ。とりあえずルノーに乗るようになったけど、やはりその思い消えることなく、これまた突然、願いは叶うことになった。大幅に違うカタチで(爆)。 >>念願のアルファオーナー >>暖房が効かない |
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▲積雪時にははインボードブレーキにユキがはさまり、ブレーキを踏むとゴリゴリ鳴って驚かされた。立川市砂川、旧五日市街道にて。1994.2。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲今は懐かしい旧小田急車との2ショット。今やあり得ない風景。富士急線沿いにて。1994.1。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>水温計がない そう、無いのだ(W)。ワーニングはある。でも点灯したとたんにオーバーヒート温度というシロモノ(爆)。意味無いやないか。なので手動ファンのオンオフは、「そろそろかな」というアバウトさ・・・。でもヒーターは効かずじまいでした。 >>とにかく、ボロだった >>低すぎるクオリティ >>でも、たぶん世界一のパッケージ |
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▲リアハッチは開けたあとこうしてボディに置くだけ(W)おおざっぱ。横川にて。1994.3。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■アルファスッド1.5スーパー はこんなクルマ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
FIATが民営で走りのイメージが強いALFAが国営なのがいかにもイタリア。ところでイタリアは南北での経済格差が大きく、南部の近代化が急務だった。そこで国営のアルファに白羽の矢が立てられ南部ナポリ近郊に工場が造られた。そこで生産されるアルファは「アルファの南=ALFASUD」と命名され、華々しく登場。1971年のことである。しかしもとより「働かない」南部イタリア人の気質からか政府が思うように生産は上がらず、むしろ品質の低下が非道くなっていき、しまいにはアルファ自体の信用を失墜させた。クルマ自体は今なお語り継がれる小型車の傑作で、スバル1000を模範としたとされるフラット4のFF、インボードブレーキの採用などよる素晴らしい操縦性と、天才ジウジアーロデザインの優れたパッケージングを持つ。4ドアのスーパーは、1981年にマイナーチェンジしたあとの上級モデル。日本にはスポーツバージョンのTIの輸入がメインだったので、スーパーは大変稀少。なおスッドは後にALFA33にモデルチェンジ。その後のヒット作、145〜147へと進化した。
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▲寒い日は暖房の効かないスッドには大変だ。アサイチなどはデフロスタはほとんど効かないので、凍った窓はお湯をかけるしかなかった。氷点下の朝。静岡市にて。1994.2。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>聖エンスー氏が絶賛した脚回り 銀色の1.5スーパーはかの小林彰太郎氏所有のと同じ仕様。当時のCG誌の「タイトベントを駆けめぐる時は夢のよう」という記事に誇張はなく、マイボロスッドも痛快な乗り物だった。インボードブレーキによるバネ下の軽さ、極限まで低く押し込んだフラット4による低重心レイアウトがもたらす、中速コーナーなどでのノーズのスパっとした凄まじいキレ。官能的なとしか表現できない、アルファ・サウンド。ボロでも、スッドでも、FFでも、アルファに間違いはなかったのだ。 >>背中の暖まる椅子 |
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▲右ハンドルなのが正規輸入のアルファらしくて好きだった。如何せん、運転席ドアキャッチが弱くてドアが走行中開くのには閉口した。高架前の上田駅にて。1994.3。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>ブレーキが抜けた 順調に距離を伸ばしていたスッドだったが、或春の日いきなりブレーキが「スカッ」という感触になって慌てた。家へ帰って見れば、ブレーキフルードがダダ漏れしてた。キャリパーから。キャリパーから???なんて非道いクオリティ。 >>そして終焉へ |
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SPEC 全長*全幅*全高: 3590*1590*1365・ ホイールベース:2410・ 車重:890キロ エンジン:1490cc F4 OHC 最高出力:85ps/5500rpm 最大トルク:14mkg/3500rpm 生産国:イタリア スペックは1981年式 |
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▲町田の某アルファの店にて。偶然、超稀少なスッドスーパーが集まった。驚いた。フロントフェンダー先の大穴に注意。1994.1。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●写真は特記以外はすべて本人撮影。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲かわいいリアエンド。排気音は最高だった。トンネルでは、わざわざ窓をあけ、反響音を楽しんだ。バンパーはカスカス。ツメで文字が書けた。横川-軽井沢間にて。1994.3。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ふっかりとした椅子。相当いい。椅子に座って、背中がじんわり暖かくなったことありますか。それはイイ椅子の証拠です。大きなステアリング、狭いペダル配置に注目。自宅にて。1994.6。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
右:小さな写真でわかりにくいけど、リアシートの足下回りの広さに注目して欲しいのです。 1994.6 |
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▲ブレーキが抜け、自走不能に。ドナドナで武蔵村山にあった頃のガレージ33へ回送の図。哀し杉。自宅付近にて。1994.6。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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