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■ルノー18turbo 1985 5MT |
>>ギャレットターボ+キャブ、そして最高の椅子
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>>後輩YY、アルファで悩む 友人猫澤君からルノーをおさがりで乗り続けた後輩YYは、僕の斡旋でアルファ146に乗り始めた。ところがアルファの前がトゥインゴだったもんで、その「ギャップ」が意外と彼を苦しめた。後輩YYも、僕らと同じように一度はアルファに憧れた身だったが、いざ乗ってしまうと、いちどルノーの、しかもまったりしたトゥインゴの安楽が思い出されて仕方がない。しかも長距離走るのが大好きなYYにとって、「遠くへ行くと疲れる」アルファは、それもまた気がかりだった。 >>日本に、あったんですか >>見て、泣きそうになった |
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▲ここは日本ですか!?な、ルノー18、上里で夕陽に照らされるの図なり。こうやって見て、フランス車とわかる要素は少ない。2003.4 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲このルノー18が「素」の状態、TL。この姿の「R18AT」も一応サンプルで輸入されたが、その後どうなったのやら・・・。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>なんだよ!この椅子! 店の方に承諾を頂き、おそるおそるドアを開け、座る。座った瞬間に、発達した「尻センサー」が、この椅子が極上であることを体中に知らしめる。背骨が自然に椅子のカーブに馴染み、それと時を同じくして、緊張していたカラダがふわーっとほぐれていくのがわかる。かつて乗っていた初代ルノーサンクの系統の椅子だ。座るとまずバフッとカラダが大きく沈み込む。でも只柔らかいだけではない、微妙な弾力を持ったクッション。そしてカラダが沈み込んだ頃、ピタッとカラダが椅子とひとつになって固定される、あの椅子だ。シトロエンにもプジョーにもない、背中が菌糸で椅子とくっついて溶ける感触。参った。なんだよ、この椅子!すげえよ! >>乗りやすい、OHV+キャブ+ターボ >>ターボの真実 |
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■ルノー18 ターボはこんなクルマ | ▲これが「なんだよ!この椅子」って泣きたくなる、背中を溶かす椅子。見るからに気持ちよさそうなヘッドレストは、外して仮眠用として用いるのが最高の使い道。※ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※本国仕様。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1978年に登場した、ルノーのミドルサルーン。ルノー12(R12=ドゥーズ)の後継車として開発されたが、このR12もまた国外販売を視野に入れたオーソドックスなセダンであったため、R18もまた平凡とも言えるスタイリングを持っていた。機構的には縦置きFFのR12をほぼ引継いだものとなっているため、ホイールベースも共通だったが、当然時代に合わせた安全強化、車内の拡大などに開発の主眼が置かれた。当初エンジンはR12とルノー16(R16=セーズ)の1.4Lと1.6Lでスタートしたが、1980年には2.1Lターボディーゼルを追加、さらには同年9月にターボがラインナップされた。ターボは1.6LOHVユニットにギャレットT3ターボとインタークーラーを装備して110PSを発生。外観も専用アロイホイル・ストライプ・前後スポイラーなどで演出された。その後グリルなどの小変更を受けるなどして変更を加えつつ、1986年に後継車のルノー21(R21=ヴァンテアン)が登場することで引退した。R18はオーソドックスではあるが、かのフランスにもこの手のクルマの需要は多く、大ヒット作となった他、トルコやアルゼンチンなどでは最近まで生産が行われていた。日本には当時のディーラーであるキャピタル企業によって1.6Lのオートマチックと、ターボなどが数台づつ輸入されたに留まる。R18は派生ボディとしてR18ブレーク(ワゴン)、ほぼコンポーネンツを流用したスペシャリティクーペフエゴがある。モノスペース(ミニバンの嚆矢)であるエスパスはR18のフロントサスなどを流用しているので、派生とまではいかなくてもR18と関連づけられる一台かも知れない。 |
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▲スポーティさのかけらもないデザインなのがフランス車ぽい。チュルボは、「トップ・オブ・ルノー18」だが、えらく素っ気ない。でも当時にしては装備は充実していた。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>買っちゃった >>最初で最後の大旅行 >>でもやっぱり壊れた >>急転 |
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▲プレスリリースからルノー18チュルボを二態。リップスポイラー、変わった造形のリアスポイラー、テクノな(笑)感じのアロイホイル、ブラックアウトされたウインドウモールが特徴。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SPEC 全長*全幅*全高: 4381*1689*1405・ ホイールベース:2441 車重:950キロ エンジン:1647cc L4 OHV 最高出力:79ps/5500rpm 最大トルク:12.3mkg/3000rpm 生産国:フランス 新車当時の価格:-- スペックはR18GTS(1979) |
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▲2004年のフレンチブルーへ行く途中、小淵沢界隈のまきば牧場で。こうなるとほんとに「ここ日本!??」な感じになります。2004.10 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●写真は特記(※)以外はすべて本人撮影。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲日本にいる証拠その2。上:福井で行われたイベントに参加したレアルノー2台。下:帰路で立ち寄った高山駅。2003.5 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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