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■ルノー ルーテシア 1.4 RXT 2001 |
>>現代のサンクは、こんなに良かった
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>>衝動買い 友人猫澤君は衝動買いの男?それはトゥインゴの時に思った。だが、また大きな衝動買い。男前だなあ。それがこのルーテシアだった。家がおのおの近かったこともあり、ルノー世田谷には2人でよく遊びに行ったが、そなある日、試乗した1.4Lのルーテシアがもの凄く良くて、そのまま買ってしまった。お安くなっていたというのもあるが・・・しかもその場でトゥインゴを後輩YYに売ることまで交渉して、まさしく試乗戻ってきてそのままサイン、だった。 >>ほんとに良いクルマ >>1.6RXEと1.4RXT |
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▲雨のもてぎに佇むルーテシア。サーキットの似合わないクルマやなあ・・・2001.8 もてぎ。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲ぷりんとした可愛いお尻。すでに併用軌道が終わって面白みの何にもない犬山橋界隈にて。2003.3。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>206と比べてみよう さて、猫澤君がこのルーテシアを買ったときは僕はもう206に乗っていた。となると、欧州でもセグメントの覇権争いを繰り広げる2台が同時にあることになる。並べて比べたことはないが、乗り換えてみると性格が全く違うのがわかった。軽快なフィールを信条とする「スポーティを押し出した206」、そして軽快感は小型車ゆえ、「けれど基本的にはどっしりしっとりのルーテシア」だ。エンジンは同じ排気量、でも206はただのOHC、ルーテシアはDOHC16V。でも発進の出足は明らかに206の方が鋭く感じられるセッティング。ルーテシアのエンジンはモサっとしていて回そうという気にならないし、回り始めるまで大変だけど回れば止まりにくいような昔日の感覚を持っていた。静と動、くらい違う感じがしたが、初代サンク・シュペールサンクと乗った僕には、モッサリ、どっしり、じっとりのルーテシアの方が好ましく感じられた。 >>疲れない >>買わなかった理由 |
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■ルノールーテシア1.4RXTはこんなクルマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲すんません、友人のクルマの内装写真って無かったんで・・・本国仕様の車内。ステアリングのデザインが違う意外はほぼこんな感じ。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※日本仕様、エクスプレッションというグレード。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初代・二代目と続けて大ヒットを記録したルノー5(R5=サンク)の後継車として1990年に登場した新世代ルノーの小型車がクリオ(日本名ルーテシア。ちなみにルーテシアとは、パリの旧名。いうならば東京=江戸?)。サスペンション形式、3ドア/5ドアのボディバリエーションまでR5を継承したが、ボディは一回り大きくなり、またデザインも90年代初頭にふたたび起こった「国際化指向」の影響でそれほど個性のないスタイルとなった。エンジンはR5同様に広いバリエーションを誇ったが、ターボもデルの代わりに1.8L・DOHC16Vがスポーツモデルのトップエンジンとなるなどの変化を見せている。クリオ1はデザインが普通になったのが成功の鍵だったのか、欧州市場でも好調に販売が推移し、205の後継車を作らずに106と306へ上下にシフトしたプジョーに206を追加させるキッカケともなった。その後、クリオは第二世代のクリオ2にフルモデルチェンジする。より一層の信頼性と質感の向上に留意が払われた新しいクリオは、一転して柔らかなラインで構成されたデザインとなった。この頃からルノーはデザインに販売戦略の重きを置くようになっていたので、その効果が現れていたといえよう。国内にはルーテシアは初代から積極的に導入され、3ドアの1.4、5MTという欧州スタンダード的な好ましい仕様が入っていたほどだったが、ルーテシア1の終盤からなって販売ディーラーがヤナセ系のフランスモーターズになるにあたり大幅に絞り込まれ、ルーテシア2の頃には1.6L・RXE 、1.6L・16Vのみでスタートするほどだった。後に高級仕様(R5バカラに相当)のエクスプレッション、廉価版の1.4L・RXT、素晴らしいエンジンを持つ2.0L・RSなどが追加されバリエーションを拡大していった。現在フェイズ2と呼ばれる「後期型」に本国共々移行しているがライバルであるプジョー206には、日本では大きく販売台数に水をあけられている。 |
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▲同じく本国仕様のルーテシア(本国名クリオ)の3ドア。造形的にはこの3ドアの方がよりデザインモチーフの素晴らしさを語る。しかしモダンで良いデザインだなあ。デザインで206を買った僕だけれど。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>欠点もある? >>このクラス最良の一台か |
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▲ちなみに今はこんなカオになっています。アクが強くて日本では大不評だけど、実車はそんなに悪くない。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲サンクターボの再来、クリオV6.サンクターボと同じようにミッドにエンジンを積むバケモノ。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SPEC 全長*全幅*全高: 3770*1640*1420・ ホイールベース:2475 車重:1050キロ エンジン:1389cc L4 DOHC 最高出力:98ps/6000rpm 最大トルク:13mkg/3750rpm 生産国:フランス 新車当時の価格:179万円 |
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▲これがデザインがフランス車らしくないと不評だったクリオ(ルーテシア)初代。確かに没個性。ただ、内容は充分フランス車しているので、不人気故の安さも手伝って実は隠れたオススメ車だったりする。※ | ▲これがそのサンクターボ。時代は繰り返す。クリオよりはだいぶ派手なデザインなのはこのクルマがラリーカラーをまとっているからだけではない。※ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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●写真は特記(※)以外はすべて本人撮影。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||