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■ルノー9TSE 1986 5MT |
>>ルノー保守中庸の極み。フランスのサニー
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>>スッドバカの次の手は 実をいうと猫澤君もまた、BXのあとに僕のと同じ仕様のスッド1.5スーパーを買った。もうこうなると僕たちはスッドバカである。しかも、同じと言うことは、「日本に数台レベル」だった角目後期型ということであるわけで・・・。ところが彼もまた、僕と同じようにスッドに疲れ(泣)、早々に手放すことにした。そしてその後釜を探していたときに、某クルマ屋にいたとある珍しいルノーを買うことにしたのだった。 >>まさか、まさかのルノーヌフ >>平凡無国籍 |
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▲在りし日のルノー9(ヌフ)。フランス車の臭いを排除した結果のスタイルがわかる。最近開催されなくなってしまったルノーデイにて。御殿場で、近くて、なかなかいいロケーションで、ヨカッタんだけど・・・。奥の赤いサンクTSとはエンジンが同じ。1999.6 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>走ったら、生粋ルノーだった 初ドライブは千歳船橋で待ち合わせてベイブリッジに行くのがかつての決まり?だったから、早速R9もそのルートで走った。少し走って、そして第三京浜に入って、この無国籍でつまらない風体のクルマが、心底ルノーであることを知らされたのだ。粘っこい直進性、ゆりかごのような気持ちイイ椅子、素晴らしい視界、サスストロークがたっぷりしていて素晴らしい乗り心地。これをベースにシュペールサンクは作られた。確かにそうだ。これはサンクの味と同じだ。要は最高だということ! >>1397CC、OHV |
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■ルノー9TSEはこんなクルマ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲これが「ゆりかご椅子」。見た目なんでもないけど、座り心地はこれまた極上。椅子だけはルノーの出自を無言で語っていた。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※本国仕様。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1970年代も中盤を過ぎ、フランス車も国際市場への進出がこれまで以上に必要になっていった。そんな時代背景の中、可能な限り「独特な」フランス車の性格を取り去り、広い市場で万遍なく受け入れられるようなキャラクターの世界戦略車として、ルノー9(R9=ヌフ)は1981年に登場した。極めてオーソドックスなスタイルの小型ファミリーサルーンであるR9は、前述の如くあえて外観や使い勝手の個性を消し去っており、一見すると同時期の国産車と大差ないようにも思える。なお、ルノーは、1978年にアメリカ市場への進出を図りAMCアメリカンモータースと業務提携したが、世界戦略車であるR9は当然この提携の主役となった。 |
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▲TSEグレードではないが、これがR9のダッシュボード。これを見ても無国籍。飽きの来ない良いデザインだけど。※ | ▲メーターパネルのアップ。これもまた没個性なデザインである。このあとのシュペールサンクや、R21、R25などはカラフルで書体も独特のデザインに変わっていった。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
>>ゆりかご椅子 >>ショボイ塗装 >>とにかく深い >>そして惜譲 |
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▲プレスリリースから。R9は1.4L・72PSのTSEの他に、1.1L・47.5PS、1.4L・60PSがあった。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲マイナーチェンジの後期型。ここまで来ると、もうルノーなんだかどうだかワケワカラン。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
SPEC 全長*全幅*全高: 4080*1650*1405・ ホイールベース:2480mm 車重:870キロ エンジン:1397cc L4 OHV 最高出力:72ps/5750rpm 最大トルク:10.8mkg/3500rpm 生産国:フランス 新車当時の価格:299.8万円 スペックは日本仕様 |
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▲これがルノー11(R11=オンズ)。R9のハッチバック版である。同じように世界戦略車の使命を帯びて開発された。※ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
●写真は特記(※)以外はすべて本人撮影。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
▲1978年、ルノーはアメリカでの拡販を狙い、AMCアメリカンモータースと業務提携。そしてアメリカでもR9は生産され、その名はAMCアライアンス。ここまでアメリカ〜ンな姿になるから面白い。※ | ▲アメリカンなR11、アメリカ名AMCアンコール。アライアンスと同じく、AMCとの業務提携の末生まれたクルマ・・・。だが大方の想像通り、フランス車がアメリカで売れるはずもなく、1987年に提携は解消された。※ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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